豊富な無垢材を一本一本丁寧に仕上げ
日本の伝統的な真壁造り
大工が墨付けし、手刻みする古き良き昔ながらの技法
柱、梁を現しにする日本の伝統的な真壁造りは木の魅力を十二分に生かせます
当社の倉庫で出番を待ちわびている、豊富な無垢材
当社で使用する柱は主に桧の無垢材12㎝角 4寸柱です。大きい物では30㎝角 尺柱にもなります。
太い柱、太い梁で見た目にも強固な家造りを心掛けています。
一般的に設けられる、垂木と野地板の上に、さらに垂木と野地板を張って屋根を仕上げます。二枚の野地板の間に断熱層と通気層ができます。
外断熱となるので、小屋裏スペースに断熱材はいらなく有効に活用できます。
当社では、耐久性に優れた杉の野地板を使用しています。
木は日々呼吸をし、自ら湿気を調節して室内環境を整えてくれます。しかし、自然素材が故にデメリットとなる面もあります。狂いや割れが生じたり、工業製品と違って均一なものはありません。家を新築されて最初の頃は木の割れる音に驚かれる事もあるでしょう。
強度が落ちないか不安になる人もいますが、十分な断面があるので心配ありません。
梁や柱を現し(化粧仕上げ)にする真壁造りは意匠性だけではなく木の呼吸を最大限に引き出します。
そんな『呼吸する木』を使った最大の効用は、香りや肌触り、深呼吸したくなる空気といった五感で感じることでしょう。雑巾がけした後に漂う木の香り、足の裏に感じる無垢の木の暖かさ。
『呼吸する家』に住むことにより心の豊かさ、余裕を得ることと思っています。